私立学校留学体験談
What we learned through study abroad ![]()
中高一貫私立学校へ留学した皆さんが日々の生活で学んだ事、遠い日本から見守る小学生、高校生お持ちのご家族の気持ちなどを書いて頂きました。

初年度が無事終わって
「初年度が無事終わって」
初めてという年ということもあって今年はいろいろ大変でした。初めての全文英語での授業、初めての学校での行事、初めて会うクラスメイト、また日本人が学校にいても同じ寮の日本人はひとりもいないことで最初は結構不安だったのですが、”こづ枝さんがいる、何かあったらいつでも相談できる”ということが私の中で安心感につながっていました。
寮母さんとの問題で学校側に働きかけてくれたり、奨学金のことで担当者と話をしてくれたり、大手の留学サポート会社じゃ絶対やってくれないような細かいサポートは本当にありがたいです。来年もよろしくお願いします。
BCSでの4年間を振り返り
「BCSでの4年間振り返り」
2002年6月、関西国際空港より1人カナダの地へ飛び立ったあの日から早4年半を迎えようとしています。
私は現在オンタリオ州 トロント大学へと進学し、新天地で忙しい大学生活の日々を送っています。ここでは、瞬く間に過ぎてしまった高校卒業までの 4年間の月日を、体験談を含めて振り返させていただきます。
私を4年間育ててくれた学校、ビショップスカレッジスクール(BCS)との出会いは「少し本場の英語が習いたい」というそんな 思いからでした。そして留学の手続きを代行してくださったこづ枝さんの紹介で、この学校との運命的な出会いに至ったのです。
不安と期待が入り混じり始まった1年目、やはり大きな壁は言語にありました。学校の朝礼、授業、そしてクラブ活動までも、 一度では英語を聞き取れないことが多々ありました。
しかし学校の寮母さん、周りの親切なカナディアン達、そしてこづ枝さんの サポートもあり切り抜けることが出来ました。その後は英語力が上がるにつれ自然と周りの同級生などと交流する機会も増え、 異文化の異なった価値観を見ることもでしましたし、彼らとは離れ離れになった今も良き友として相談事を持ちかけたりします。 学校が寮制であったことも、一生の友達を作るのに一役買ったでしょう。
母校BCSではスポーツ・課外活動が充実しており、 各生徒が学業とは違った『自分探し』をすることができました。スポーツではサッカーや陸上など日本でもよく目にするものから、 フットボール、ラグビーそしてアイスホッケーなど日本では珍しいものもあります。実力に関係なく参加できた上、 この広々とした敷地ですので、楽しくないといっては嘘になります。私にとっては初めての本当のアウトドアスポーツ体験でした。
今も私が続けている本格的な長距離ランニングは、母校のある小さな町の緑に包まれたサイクリングロードを、ジョギングしたこと から始まります。課外活動は学校内外、海外も含めて行われていました。
校内では聖歌隊長や図書委員、生徒会役員を務め、 ガンやエイズ撲滅運動の一環として募金活動を計画するなどの奉仕活動も経験しました。さらには南米エクアドルへの登山隊に選ばれ 標高5000mを超える高さを体験、スコットランドでの自然環境保護運動の奉仕活動にも参加させていただきました。このような経験を 重ね、今年2006年6月、私は無事卒業することが出来ました。
この4年間が私の『自己発見』を可能にし、視野を広めてくれたというの は言うまでもないでしょう。勿論、もし日本の高校を卒業していたって、今頃は何かを見つけそれに向かっていることでしょう。 しかし人生の選択肢の数には切りがありません。未だ成人式を来年に控えた未熟者かもしれませんが、今ここで「充実した内容の ある母校BCSでの4年間を送れたな」と思える自分に私は満足しています。
最後に、こづ枝さんを始め、両親、そして周りの多く の方々に恩義を授かったこと、心から感謝しております。
2006年9月よりカナダ・オンタリオ州トロント大学、物理・自然環境地理専攻
最大のチャレンジは言葉の壁
「留学での最大のチャレンジとなるのは言葉の壁」
やっぱり留学での最大のチャレンジとなるのは言葉の壁だと思います。
実際カナダに来てみると思っていた通り何も聞き取れなくて大変でした。友達との会話はともかく授業は幼稚園児が大学の授業に出て いるようなもので、どれだけ一生懸命聞いても聞き取れるのは宿題の範囲くらいでした。
宿題をやるにも何を聞かれているのかすら分からず途方に暮れる ばかりでした。でも分からないものは、待っていても分からないので毎晩寮に住む友達や先生、寮長さんの部屋に行っては宿題を手 伝ってもらいました。それでも宿題が全部終わる頃には朝方2時3時になっていたと思います。それでも毎日頑張れたのは、私の質問 に根気よく付き合ってくれる友達がいたからだと思います。あの1番大変だった時期にみんなからもらったヘルプには今でも本当に感 謝しています。
私はまだまだ英語の勉強中ですが、英語をより手っ取り早く覚えるには本を読むのが1番だと思います。ESLの授業で 読んだ「The Pearl」は私が初めて読んだ英語の本でした。最初から最後まで辞書を片手に必死に読みました。
初めのうちは1ページ に30分もかかってしまい気が遠くなりましたが読み始めると次第に20分、15分と読むのに慣れ、本を半分読み終える頃には 1ページ5分程度で読めるようになっていました。内容をちゃんと理解しているかは別にしても、何回も読み直すことでだいたいの 様子は分かるようになります。大変だった分あの本を読み終わったときの達成感は今でも忘れません。達成感とともに私の英語力も 自分で実感できるくらいぐんと伸びました。声をだして読み進めていたのがよかったのか、発音が見違えるようによくなり自信を 持って話せるようになりました。
私は言葉こそ話せないけど、みんなに負けないものがあるんだっていうのを見せたくて部活動にはすごく力を入れ、スポーツを通 して友達がたくさんできました。
留学を成功させるのは簡単で何事にも一生懸命取り組めば必ず上手くいくと思います。どんなことでもいいから必死にやる姿をみ せる、 というのが成功の鍵ではないでしょうか。がむしゃらでもいい、一生懸命やっていれば自然とたくさんの人が手を貸してくれます。 最初は何にも出来なくて当然です。でも自分が色々な不自由がなくなったとき、友達が困ってる時や、次に新しく来た仲間達に自分 がしてもらったように手を貸してあげれたらいいなと思っています。
ラウンド•スクエアに参加して (英日)
「ラウンド•スクエアに参加して」
学校の代表としてこの夏休みラウンドスクエア−に参加した体験談を日英両方で書いてもらいました。
August 19, 2005
Hisashi Prefect, Grade 12
Round Square (RS) is based on the idea of IDEALS, internationalism, democracy, environment, adventure, leadership and service. The RS organization consists of schools in 15 different counties (Botswana, Kenya, South Africa, Australia, New Zealand, Switzerland, Germany, Thailand, Oman, India, Canada, U.S.A., Peru, England and Scotland). The activities and events of RS consist of RS Exchanging Program, RS Conference, and RS International Service (RSIS). Briefly, the exchanging program promotes exchanging students to different countries. The conference is a formal discussion among students to exchange the opinions about diverse topics. Recently, it has been held in Beijing China, Massachusetts U.S.A., and will be held in Australia on September 2005.
This summer I attended in RS International Service project, which took part in Scotland. As I return to school (BCS) for my final year this September 2005, I considered that there would be much responsibility and leadership required. Especially concerning that I have been chosen to be a prefect at BCS, it is not only about doing academically or athletically well to be a leading student. Although there had been many opportunities offered to participate in school community, rather it was limited to see the outer communities. For a step-up and preparation in my career, participating in such Round Square Service project would certainly bring variable experience. To meet the other cultures and to work in a group of new people would be an excellent lesson to learn cosmopolitan society and adaptability into it.
The original aim of the project was, as already said, the IDEALS. Students from different countries (Canada, Hong-Kong, India, Japan and Kenya) participated to achieve the goal together. This RS project brought development in the nature reserve, and understanding the importance of service work to save our endangered environment. The following was the schedule of the RSIS project in Scotland 2005.
7:20 Breakfast prepared by group on duty (GOD) 7:30 Wake up 7:45 Breakfast + Assembly 8:30 Morning work 12:00 Lunch prepared by GOD 12:30 Morning work finishes, Lunch 13:30 Afternoon work 16:30 Afternoon work finishes, supper prepared by GOD if necessary. The rest for shower. 18:30 Supper 19:30 Free time 22:30 Bed time (in tents!)
Activities, such as afternoon at the beach of the North Sea, shopping in town, church service, soccer match, visits to historical places, were planned sometimes in stead of work. (if not in free time) This trip in Scotland also included two days in Edinburgh for walkabout.
This Round Square project, finally, brought me all IDEALS in two weeks and a half. As an ESL student coming from Japan, I have to admit that RS gives tremendous experience that is lifelong valuable. All the participants are motivated because they chose to come to this, and because they were also chosen. As a result, after two weeks and a half, I am now more prepared and more confident to be a leading student in my final year.
日本語文
ラウンドスクエアー(以下RSと省略)とは6つの主な観念や目的からなっています。その6つとは、国際性、民主主義、環境保護、アドベンチャー、リーダー シップ、そして奉仕活動です。RSは国際学校が加盟する団体で、15の国と地域の学校から成っています(アメリカ、イングランド、インド、オーストラリ ア、オーマン、カナダ、ケニア、スイス、スコットランド、タイ、ドイツ、ニュージーランド、ペルー、ボツワナ、南アフリカ)。私の通うBishop's College Schoolもその学校の一つです。
RS が統括する活動には、交換留学プログラム、国際会議、国際奉仕活動の3つの種類があります。簡略に説明しますと、交換プログラムは加盟している学校間での 交換留学生の行き来を可能にします。国際会議は年に1度開かれ、幅広い現代社会の問題を他国の生徒と一緒に話し合う場です。昨年はマサチューセッツ(アメ リカ)で、一昨年は北京(中国)で開かれ、2005年9月にはオーストラリアで開催される予定となっています。
今年05年の夏、私が参加したのはスコットランド(英国)であった奉仕活動です。参加は選抜制ですが、学校の問題児でさえなければ選 ばれる事ができます。私は9月より生徒会委員として高校最後の年を迎えます。さらに全寮制学校では、責任感やリーダーシップが最高学年には人一倍要求され ています。
このような全寮制学校では、優れた成績やクラブでの活躍だけでは一流の先輩・先導者として評価はしてもらいにくいものです。もち ろん学校内にはそれぞれの学年を対象に、希望制でのコミュニティー活動参加の機会があふれています。参加し過ぎると成績のほうに差し支えるかもしれません が、この活動参加が学校側に「優れた生徒」と認めてもらう1つの早道かもしれません。そのコミュニティー活動の中でもRSは飛びぬけて国際性の高いもので す。その分、参加生徒には協調性、積極性が求められますが、結果としてRSが生徒にもたらす経験は計り知れないものです。日本からの留学生の方にはRSは 2年目以降の参加をお勧めしますが、もちろんその他コミュニティー活動は、他の生徒や校内の異文化を知るために1年目から重要なものです。
コミュニティー活動や国際奉仕活動など、先程からRSの活動は少しお堅いものに聞こえますが、実際そうではありません。 奉仕活動といってもRSの場合は1日2日のものではなく、1週間、または1ヶ月という長い期間の場合もあります。これが、 その他コミュニティー活動との違いです。RSの3種類のどの活動をとっても、それが国内で行われる事は少なく、期間も会議で 1週間、交換留学なら3ヶ月程になります。
今回のスコットランドでの活動は、終業式終了後の6月23日より2週間半行われました。 場所はスコットランド北部、フォーファーという町の自然保護区でした。野鳥の生態系を確保するためのフェンスを作ったり、 カエルの生息地になる池の設計を行ったりしました。一日の仕事が終われば外で仲間とサッカーをし、週末には北海のビーチ、 町での買い物、城などの歴史的建造物、そしてエディンバラを訪れ、非常に毎日が充実した自然環境の大切さ、同時にキャンプ 生活を通して初めて会う人たちとの協調性を、身を持って学ぶことができました。RSは日本からの留学生にとって、かけがえのない 体験をもたすことは間違いありません。
力を出し切れば何でもできる!
「自分の力を出し切ればなんでもできる」
中学2年生2学期から留学、本年度高校1年生になるAさんこの1年間で学んだことを書いてもらいました。
今年は私にとって、カナダで二年目の留学生活でした。去年はまだ最初の年ということで先生からも友達からも留学生扱いされていたけれども、今年はそういうところが少し変わってきたような気がします。
前は自分の意見をはっきり言えないところもたくさんあったけれども今年は、英語のレベルが上がってきたせいか自分が言いたいことをきちんといえるようになりました。それによって、自分に自信がつき色々なことを積極的にできるようになりました。
た とえば、私は合唱部に入りました。そしてソロに立候補しました。私はあがり症なので今までやってみようなどと思ったこともなかったのですが、自分を変える いい機会だと、思いきって立候補したところ本当にソロをやることになりました。発表の時には本当に緊張したけれども、初めてそういうことをやり遂げたとい う達成感はすごく大きかったです。それからもよくソロに立候補しています。
私が行っている学校には毎年サイエンスフェアーというものがあります。これは地域の学生がそれぞれ個人の研究を展示するものです 。去年のサイエンスフェアーの時には、私はカナダに行ったすぐでまだまだ英語も話せなくて、カナダに行ったすぐだったので自分の 納得できるものができませんでした。でも今年は去年の悔しさもあって、自分が本当に納得のいく研究を発表しようとおもって自分 なりにがんばってみました。そしたらなんと、私がいる学区の大会に私が代表として出ることになりました。それだけでも私には びっくりだったのですか、なんとまた私の作品が入ったカテゴリーの中で一位をとることができました。そのとき私は本当にうれ しかったです。そして、本当にがんばって自分の力を出し切れば何でもできるということを改めて思いました。
カナダに来て考え方が一番変わったことは、自分ががんばってたくさん努力をすればどんな人でもその人のことを認めてくれる ということです。いくら最初に勉強ができなくても先生に積極的に聞いていけば先生はその人の努力をきちんと認めてくれます。 そしてそれが私にとって一番うれしかったことでもあります。私が今考えている来年への目標は、少しずつ将来のことを考えていくということ、そして卒業するまでの間、充実した日々を過ごし ていくことです。
留学2年目の娘の成長
「留学2年目の娘の成長」
娘がカナダに留学して早いもので1年6ヶ月が過ぎました。まだ14歳という年齢で親元から離れひとり寮生活を送ることはとても不安でしたがその娘も 今では私よりも体も大きくなりそれ以上に精神的にも大きく成長しました。留学した頃は、それぞれの違う文化を受け入れることも本人にとって苦労したようですが段々と受け入れることが出来るようになっていきました。
さらに留学生活の中で自分の意見を持ち、相手に理解してもらうことが大事であることに気づき、言葉の壁にぶつかりながらも一生懸 命前に進んでいきました。それからの娘はわからないことは理解できるまで先生や友達に勇気を持ってぶつかっていくようになりました。この勇気を得たことで 何でもトライしてみようという気持ちになったようです。
また自分が努力することにより周りからも少しずつ 認めてもらえる喜びを実感し、次第に自信をもてるようになったのです。これまで自信のなかった娘が今では自信をもって前に進んでいます。これからもいくつ もの壁にぶつかりそれを乗り越えていく娘を私達は見守っていくことしか出来ません。これからも辛いこと悲しいこと色々なことがあると思いますがたくさんの 経験を通して娘の成長を願うばかりです。
私自身も娘と向き合うことで色々学ぶことがありました。 時には娘に振りまわされ、遠く離れているだけ心配することも多々あります。 一方、娘とは常にコミュニケーションを(メール、チャットなどで)取ることによりお互い信頼しながら良い関係が築くことが出来るようになりました。 親子とはいえ気持ちが通じ合えるということはとても大切なことではないかと思います。
この留学においてはたくさんの人との出会いがありました。 学校の先生、娘のお友達やその家族の方々、そしていつもお世話になっているこづ枝さん。
私達親子は皆様に対する感謝の気持ちでいっぱいです。 これからもこの出会いを大切にしていきたいと思います。
このままでいいのだろうかー
「このままでいいんだろうかとの一言から留学への一歩が始まる」
息子からの「このままでいいんだろうか」との一言から留学への一歩が始まりました。
六大学の付属高校にいたので、大学受験の心配もなく、友達との楽しい生活を送っていましたが、何か物足りなさを感じていたようです。中学2年の時に参加し たボストン近郊でのサマーキャンプの充実感が忘れられない思い出のようでした。「がんばれる環境に居たい」と、留学に向けて、英語の速読、会話、ヒアリン グを一所懸命に勉強していました。
息子の意欲は十分あって、準備もある程度やってきていましたが、 留学に際して、学校の選択やその後の現地での子供へのサポート等を考えると親のみでは対応に不安がありました。さりとて、留学センターまかせでも大いに不安です。
親とチームワークを組んで、子供の留学を手助けしてくれるところはないのかしらと探していた時に出会ったのがこづ枝さんでした。彼女のきめ細かいサポートと、適切なアドバイスがなければ、こんなにスムーズに学校生活を送ることができなかったでしょう。
現在、息子が通っているキングスエッジヒル・スクール(King's-Edgehill School)は、とても温かい雰囲気の学校です。 高校2年の時に編入しましたが、11年生で受け入れてもらい、いろいろと学校から手厚い配慮をしていただきました。 寄宿舎制です。
同室の12年生のウィル君は、ちょっとお寝坊さんですがなかなかのナイスガイで、 よき先輩として息子をリードしてくれています。宿題も多く、勉強は大変ですが、午後はスノーボードにも 精を出して、充実した生活を送っているようです。電話の声も、日増しにしっかりしてきていると思うのは、親バカだからでしょうか。
11歳の誕生日プレゼント
「11歳の誕生日プレゼント」
11歳の息子の誕生日に両親が贈ったものは全寮制学校への留学でした。 突然のプレゼントに驚いた彼は戸惑いながらもうなずき 未知の世界への不安と期待を小さな身体で受けとめ 1月1日父親に連れられてモントリオールに向かいました。
今回留学先となったSEDBERGH SCHOOLは当時姉の留学の相談で JCAネットワークのKOZUEさんにお会いした時にいただいた 全寮制私立学校の資料の中で出会った1校でした。 ユニークな教育方針と広大な敷地、ゆったりとした設備。 日本では考えられない教育環境に息子の姿が一瞬にして重なり パンフレットの表紙に思わずYUYAと書いた文字が現実となってしまいました。
半年後の夏休みに私が訪れた時には、今までの寂しさや不安を乗り越えた 満足感と周囲を思いやる余裕さえも感じられ 「こんなにも僕にピッタリの学校を選んでくれてありがとう」と言う言葉に驚かされた私は この学校で彼が出遭った全てに感謝したい気持ちでいっぱいになりました。
翌年の1月1日、1年間の留学を終え帰国した息子は 「僕またSEDBERGHに戻りたい、先生やお友達が待ってるから」とあどけない 12歳の少年の表情でしたが、彼の言葉の中には1年間の感動の場面がずっしりと詰まっているのがしっかりと伝わってきました。
息子を留学させると周囲からは、未だ小さいのにとひどく心配されましたが JCAネットワークのKOZUEさんのサポートを信じていたので不安はありませんでした。 本人も何かあればKOZUEさんが直ぐ来てくれると安心していたので 学校生活をこんなにも楽しめたのでしょう。 異国の友人達や先生方と寝食を共にして過ごした全寮制学校での生活は 彼の一生の財産となりました。私も息子の友人のお母様と親しくなれてカナダのPTAを楽しんでおります。
今春より県内のインターナショナルスクールに入学が決まり、彼がカナダで培った コミュニケーション能力と磨きのかかったユニークさを発揮して日本でも異文化交流を 広げてくれることでしょう。
最後にSEDBERGH SCHOOLの先生方、生徒達に心より感謝いたします。 そしてこの学校をご紹介下さったJCAネットワークのKOZUEさん、 影で支えていただいたDAVID、JANE、本当にありがとうございました。
息子がカナダに留学して1年
「息子がカナダに留学して1年」
1年前、 満足に英語がしゃべれない状態ながら、希望と不安の入り混じった面持ちで搭乗ゲート に消えて行く我が子の姿を見送った時のことを思えば、顔つきもすっかり大人びて、 この1年間の成長ぶりを感じます。
昨年の春、英会話を身に付けたい、また、自分の将来の進路を考え決めていく前に異文化 を体験したいので1年間留学させて欲しいという息子の急な申し出に、正直なところ、最 初はとても戸惑いました。 でも知人の紹介でJCAネットワークのこづ枝スタンカイティスさんと出会い、とんとん拍 子で留学が具体化したことは、いわゆる"よいご縁"だったと思わざるを得ません。 何よりも現地に住んでいて、ご自分の目でそれぞれの学校を確かめておられるため、的確 で安心できる情報をいただくことができ、学校選択から渡航前までのいろいろな手続きや 入学後の様々な問題にも、細やかで迅速、熱心なサポートをいただきました。 そのサポートぶりに表れたお人柄のため、学校からの信頼も厚いことが察せられ、学校、 JCAネットワーク、子ども本人、そして両親の4者の関係はとてもよいものとなっています。 また、何か疑問に思うことや問題が起こった時にも、対処して解決していけるであろうと思 えることは、遠く離れた日本にいて、英語が苦手な私たちにとってはたいへん心強いことで す。
息子も最初は、語学力が足りない事によるストレス、食生活・文化・習慣の違いによ る戸惑いもあったようですが、親元にいた頃からは想像がつかないような積極性や彼なりの努 力によって、友人もたくさんでき、学業・スポーツ・課外活動に前向きに取り組み、「時間 が足りない」と悲鳴をあげるほど充実した日々を送っていました。そうした中1年間の 短期留学の予定でしたが、Bishop's College Schoolでの充実した生活の中で、さらに 英語力をつけ、勉学に限らず様々なことを学び、北米での大学進学も視野に入れて進路選択の 可能性を増やしたいという本人の希望で、帰国せずカナダにそのまま滞在することになりました。
子には旅をさせよ、と昔から言い尽くされてはいますが、1年間家から離れて寮生活をし、 彼なりに"苦労"もしたであろう事によって、親子間で密度の濃いコミュニケーションができ るようになりましたし、親や家族に対する素直さや優しさも培われたように思います。そし て当然のことながら、自分の身の回りのことは自分でやらねばならず、自分で考え、自分で 決める、必要なときには自分の意見・立場を主張する、ということはこれから生きて行く上 で大きな力になることでしょう。
とはいえ、まだまだ未熟で無知な16歳の"子供"ですから、大人の助言や物心両面のサポート が必要ではありますが、"子離れ"しなきゃいけない時期が来たのだなぁ、と大人になりつつ ある我が子に頼もしさを感じると共に、少し淋しさも感じるこの頃です。
留学1年目が無事終了して
「留学1年目が無事終了して」
この1年、本当い細かいところ、かゆいところに手が届くような温かで、敏速なサポートをしていただきまして、本当にありがとうございました。
はじめての留学生活で、緊張の連続だったと思いますが、こづ枝さんのきめ細やかな配慮や敏速な対応で親子共々どれだけ助けられたかわかりません。そしてなによりその対応の中で、子供の人間的成長を保護者と同様に願って、導いてくれたことは、いわゆる普通のサポート体制とは根本的に違う、こづ枝さんの教育に対する姿勢、人間性に由来するものだと感謝しております。
こづ枝さんから連絡いただいているのに本人忙しくしていてなかなか話ができないような事が多々ありまして、申し訳ありませんでした。来年度は2年目という事で、少しは生活に余裕ができれば、と思っていますが、きっとやるべきことがたくさんできて、毎日時間が足りない!というような状況になるのでしょう。。。それでも日本でそのまま高校生になっていたら、こんな充実した日々は過ごせなかったと思います。いままで育った環境と全く別の環境に身をおいて、その中でいろいろな問題にぶつかり、悩み、考え、前に進んでいく。大変な事ですが、一番大事な思春期に、自分自身に挑戦し、解決能力を身につけていくことを学べる事は、とても貴重なことだと思います。
またそれを持続できるのは、こづ枝さんのあたたかなサポートがあったればこそだと、心より感謝しております。来年度も、いろいろな問題にぶつかり、悩むこともあるでしょうが、自分の回りに感謝する気持ちを忘れずに頑張っていってほしいと願っています。これからもどうぞよろしくお願い致します。

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